フィリピン人への差別や偏見
に対しての僕の感情は、友好的なのは言うまでもありませんが、
フィリピンパブに行き始めた頃やそれ以前は、
恥ずかしながらフィリピンに対する感情は、
偏見や差別的な考えがあったと思う。
何故そうだったかと言うと、身近で見かけるフィリピン人が
時間や場所に関係なく大きい声で話し込んでいたり
派手な服装で歩いていたりと言うのを何度と無く
見たし、「ジャパユキ」と言った言葉が
面白おかしく蔓延していた時代でもあるし
自然とそういう考えに成っていったのかなと思う。
今考えれば、確かにそう言うフィリピーナも
一部には居るかもしれませんが、
それは、人は多ければ色々な個性が有るのは当然の事。
家庭の事情でまじめに日本働きに来ている
フィリピン人の方が殆どだと思うし身近で何人も見てきた。
その反面、客に貢がせたり非人道的な嘘を付いたり
と言った、悪い人も確かに居る。でも、それは何処の国でも
悪いやつは沢山いるし同じと言うこと。
少数の人間だけを見て、それは国全体の個性と思い
偏見じみた考えを持つのは人間として最低だと
考え直しました。
偉そうな事を言っていますが、結局は自分は
たまたまフィリピン人と結婚したから自然と考えが
変わっただけと言えばそうかもしれない。
これが例えば、日本人と結婚していたら
未だにフィリピンを含め外国に対しての
偏見のようなものはあったと思う。
妻との結婚の時も家族は皆歓迎してくれましたが
一部の友人達は、フィリピン人と結婚すると言うと
あざ笑うかのように馬鹿にした人も居たし
あからさまに反対した人も居た。
でも、彼女が日本に来て反対した人たちに紹介すると
皆はこぞって「良い奥さんだね」とか
「フィリピンの人ってホントに優しいね」とか
言ってくれました。
それを、思うと結局は偏見や差別は
それに対して知らない人たちの勝手なイメージで成り立っている
と感じました。
何で、この様な事を書いたかと言うと、
以前にも書きましたが、今妻が仕事をやりたがっているのですが、
なかなか見つからないという事です。
言葉の壁もあるのは確かですが、
応募の際、電話でフィリピン人と
聞いただけでガチャ切りしたり失礼な態度に変わったりと
そんな会社も多々あった為、書かせていただきました。
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